KINTSUGI—ARCHIVE

欠けは、満ちるための余白 〜 欠け 〜

A void that waits to be filled

満ちることを知るうつわ

縁にこぼれた小さな欠け。失われた部分を金で満たし直すことで、欠けは欠落ではなくなる。
足りなさは、あたらしい景色のはじまりである。

水色の角柱花器。口元の欠けを本漆金継ぎで繕う(Atelier KYM)

水色 角柱花器_本漆金継ぎ修復

欠け

凛と立つ角柱の花器。
口元にこぼれた欠けを金で満たし、淡い水色の静けさに一筋の景色を添えた。

ID: AK-2024-001 Technique: 本漆金継ぎ Finish: 金粉/黒呂色本漆 Year: 2024 Size: H 25.5cm × W 5.3cm × D 1.7cm
黄瀬戸の茶碗。縁の欠けを本漆金継ぎで繕う(Atelier KYM)

黄瀬戸 茶碗_本漆金継ぎ修復

欠け

温かな黄釉の茶碗。
縁の欠けを金でなぞり、使い込まれた景色とともに、欠けもまた佇まいの一部に。

ID: AK-2025-001 Technique: 本漆金継ぎ Finish: 金粉/黒呂色本漆 Year: 2025 Size: H 6.5cm × 直径 9.0cm
灰釉の浅鉢。縁の小さな欠けを本漆金継ぎで繕う(Atelier KYM)

灰釉 浅鉢_本漆金継ぎ修復

欠け

削ぎの線がやわらかい灰釉の浅鉢。
縁に生まれた小さな欠けを銀の点で満たし、食卓にそっと光を落とす。
銀粉に朱合漆を重ねると、やがて金を蒔いたような温かな金色に——金に頼らずとも金の景色を生んだ、昔の人の知恵である。

ID: AK-2025-002 Technique: 本漆金継ぎ Finish: 銀粉/朱合漆 Year: 2025 Size: H 5.0cm ×(上部)12.5cm ×(底辺)5.6cm
白とこげ茶のカップ。口縁の欠けを本漆金継ぎで繕う(Atelier KYM)

白こげ茶 カップ_本漆金継ぎ修復

欠け

白とこげ茶がきっぱりと分かれたカップ。
口縁の欠けを銀で結び直し、毎日のひと口に小さな銀の輝きを。
銀粉に朱合漆を一刷毛。まるで金粉を蒔いたような金色を宿す——先人の知恵がここにも息づく。

ID: AK-2025-003 Technique: 本漆金継ぎ Finish: 銀粉/朱合漆 Year: 2025 Size: H 8.5cm ×(上部)9.0cm ×(底辺)5.6cm